お腹の中に新しい生命が……

いませんでした。

 

とオチから言ってしまいましたが、大腸がんの精密検査を受けてまいりましたので、その報告を。

 

市の健康診断で行った検便による大腸がん検診。

潜血検査と言い、人間の血液が検出されたら精密検査を行う必要が出る。

ということで精密検査として、内視鏡で腸内を直接確認することになりました。

 

まずは腸をきれいにするために、前日の検査食+当日絶食+下剤のコンボです。

検査食はグリコ製の食事セットエニマクリン。

朝食は鮭のカケラが入った和風粥と、すまし汁。

昼食はそれよりもっと水分の多い粥と、味噌汁。そして豆腐が多めのハンバーグ。

夕食はコーンスープのみ。

昼食と夕食の間に間食としてビスコと粉ジュースっぽいものがあったが、これは摂らなかった。

どれもこれもグリコ製だけに美味かった。

 

で。

当日は絶食なのでお腹が空くかと思われたが……

下剤1.8リットルは絶食中でもお腹いっぱいになった。

200ミリリットルずつ9回で飲み切るはずだが、210ml入るはずのコップで10杯半かかった。

7杯目辺りから便が出だして、栓が抜けたかのように液状化現象。

 

10回以上トイレに行ったが、僅かにカスが残っていた。

が、あまり気にせずタクシーで病院に向かう。

 

病院で待たされる。

外来患者がいなくなってから、という約束なので随分待った。

 

検査室で検査着に着替える。

ズボンはトランクスの前後逆になったもの、と思ってもらえば判りやすいだろうか。

後ろに「入口」があるのだ。

 

ということで診察。

肛門に麻酔薬の入ったゼリーを塗り、内視鏡を挿入。

初めてなので優しくしてくれた。

ぬるりと入ったのだが……空気を入れながらの挿入は違和感があった。

 

で。

「奥まで入ったので一緒に見ましょう」

ということで一緒に見た。

「これは……種ですね」「キウイです」「昨日は食べてないということですから一昨日ですよね? 」「しぶといですね」

少しずつ抜きながらの検査。

「腸の形が素直だからすんなり入りましたよ」

そうですか。

 

「腸の中は問題ないですね。良性の2mmぐらいのポリープは取る必要はないですから放置しましょう」

そして

「これは……痔っぽいですね。これが原因です」

「検便の際に便秘だったので無理して出したのが原因ですかね」

「ほぼ間違いなくそうですね」

 

ということで検診終了。

「大腸がんはなし」ということで解決。

 

糖尿病のかかりつけ医でもあるので、血液検査の結果を聞き、薬の追加を貰った。

ポリープを切断したならともかく、単に内視鏡を入れただけなので問題なしということで徒歩で帰ることにした。

が、大腸に入れた空気が……

でも腸内には水分が……

つまりペットボトルロケットの理論で飛び出しそうになる。

一応、父の形見の成人用紙おむつを着けているので大丈夫だが、心配ではあったので急いで帰った。

なんとかセーフ。

 

家でトイレに行ったが、マジでヤバかった。

出だすと次々とガスが出てくる。

ガスが収まってから、部屋で寝る……

寝る……

寝すぎた。

 

ともあれ、無事に済んで良かった。

ご心配おかけしました!!